2017年12月23日土曜日

人工内耳装用7年目の聴こえ

2010年10月に装用して7年目になったので、現在の聴こえをレポートします。

 要約 ・人工内耳体験談で発表(装用2年目)した時との体験は大きく変わらない。
・音質は向上したかもしれない。特に音楽は実感する。
・Nucleus 6のSmartSound iQに搭載されたシーン識別プログラムの恩恵を受けている。


現在の聴こえを会話、電話、音楽別にまとめてみました。


会話 装用2年目と大きく変わらないが、FreedomからNucleus 6になって良くなったところも

言葉の聞き取りは対面なら普通。聞き返しは時々ある。
グループでの会話は難しいが、自分に関心のある話はほぼ聞き取れる。
また、誰が話しているのか分かり、呼びかけのあった人に顔を向けることができる。
騒音下でも対面なら普通に会話できている。Nucleus 6のシーン識別プログラムによるところが大きい。
駅やレストランでも対面ならほぼ問題ない。


電話 出来ることは装用2年目と変わりはないが、対面より聞き取りが良い

知らない人との会話は聞き取りにくい場合がある。
ただし、会話しているうちに普通に聞き取れるようになる。
仕事ではよく電話を使う。聞き返しは対面より少ない。
耳元で聞いているためか、対面よりクリアに聞こえる。


音楽 音楽の聴こえは装用2年目と大きく変わりはないが、音質が良くなってきている

補聴器時代(40~60dB)とは雲泥の差。比較にもならない。
音は非常にクリアで繊細。音の密度が濃くなっている。
音の解像度が上がったのかもしれない。以前より増して音の透明感を感じる。
歌詞無しでもある程度聞き取れるようになっている。
歌声がとても美しい。歌唱力のある人が歌うと涙が出る。
音楽を聴いて鳥肌が立ったのは生まれて初めて。
最高潮になるとただ目を瞑って聴くだけ。
歌声を一字一句味わうように聴いている。
パソコンで作業するときはアンビエントな音楽を流して癒しのひと時も。


最後に 所感

現時点では想定いや想像以上の聴こえです。補聴器時代より聞き取りがいいです。
言葉の聞き取りはそれほど成長していませんが、人工内耳の性能や先天性難聴の影響でこれ以上聞き取りは良くならないのかもしれません。でもほぼ支障なく会話できています。
補聴器時代はやや曇って聞こえていましたが、今は晴れ渡るように聞こえます。
それも補聴器時代は曇って聞こえていることさえ知らず、人工内耳を装用して気が付きました。
人工内耳のダイナミックレンジが狭い関係もあり、大音量になると破綻しますが、それを除けば自然な音です。日常の音も質感を伴って聞こえます。
音ってこんなに重みがあったんだと聴きながら思うことがあります。

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