2013年7月1日月曜日

歌詞の聴き取り

人工内耳はそもそも言葉を聴き取るために作られたものですが、大変有効に機能していると思います。
言葉が聴き取れるようになるといっても話し相手には「ゆっくりはっきり」喋ってもらう必要があります。
慣れてくると普通に話してもらってもほぼ支障無しに会話できるようになりますが、本人は自覚できていない聴き取りミスや取りこぼしの可能性もありますので、基本的には「ゆっくりはっきり」喋ってもらったほうがよいようです。
上記のとおり「ゆっくりはっきり」喋ってもらう必要があるのであれば早口で喋られると困りますし、音楽で言えば歌詞の聴き取りも難しくなってきます。
ただし、それは1回目の聴き取りに対して難しいのであって、同じ内容を繰り返し聞けば早口や歌詞も次第に聴き取れるようになります。
ただ聴くにしても意識して聴かないと聴き取れないような気がします。

人工内耳で聴く歌声の聴こえ方ですが、私の場合明瞭ではなくほとんどが曖昧なものしか聞こえません。
そんな聞こえ方であっても歌詞の聴き取り方にはコツがあって練習をすれば聴き取れるようになってきます。
歌詞を聴き取ろうとしている人は歌詞を聴くためのテクニックを身につけている気がします。
あくまで私の場合ですが、以下の手順で歌詞の聴き取りを試みようとします。

1.とりあえず曲を聴き聴き取れそうか判断する
2.伴奏から歌声のみを浮き上がらせる(伴奏と歌声を分離させる)
3.曖昧に聞こえる歌声から歌詞をはっきりさせる

1でクリアすれば2のステップに入るわけですが、いきなり伴奏付きの曲に挑むのはやめたほうがよさそうです。
理想的には伴奏無しで3に挑み、慣れてきたら伴奏付きの曲に挑むのがよいようです。
伴奏がまったくない曲はあまりないのですが、以下の童謡などは聴き取りやすいと思います(あくまで主観ですが・・・)

倍賞千恵子「かあさんの歌」


倍賞千恵子「アニー・ローリー」


妙なことですが歌詞が聞き取れると歌声がはっきりする気がします。歌声の質感がアップする感じです。
歌詞が聞き取れない場合、音の高さ・音色をいろいろな角度でイメージ(想像)して擦り合わせて行きます。
一度擦り合わせに成功すると次からは不思議とそのとおりにしか聴こえません。
これはパズルみたいなもので、慣れてくるとすぐ出来るようになってきます。
音の高さは間違って覚えているかもしれませんが、早く覚えて楽しめることが最優先ですので気にしません。
また私の経験上での話ですので、他の人はまた違ったやり方で歌詞を聴き取っているかもしれません。

最初のうちは歌詞の聴き取りがなかなかうまくいかないので、しんどいと思うことがあります。
でも慣れてくるとすぐ聴き取れるようになってくるので、聴けそうな曲が見つかれば繰り返し聴くのがよいようです。
無理に1日で聴き取ろうとせず、1週間1ヶ月かけて聴き取っていきます。
聴き取れるようになってきたら徐々に難しい曲にステップアップすることを目指します。
経験上、1度曲の聴き取りに成功すると聴ける曲のレパートリーが増えていく気がします。
それが嬉しくなって、やる気につながり音楽をもっと楽しもうと思うようになります。

聴取環境ももちろん重要で、音楽はスピーカーではなくヘッドフォン、オーディオ接続ケーブル、磁気コイルなどを使用して聴くのがいいと思います。
聴こえは格段にクリアになるので、スピーカーで聞いていたのとは別物に聴こえるという人もいます。

せっかくですので、麻呂さんが紹介してくださった曲を紹介します。

倍賞千恵子「下町の太陽」

この曲を知っている人は聴きやすいと思います。倍賞さんらしく澄み切った歌声です。

2 件のコメント:

麻呂 さんのコメント...

滝さん、こんにちは。

倍賞さんの曲をご紹介いただき、ありがとうございます。
やっぱり、いいですね。^^

さんのコメント...

麻呂さん、こんばんは
こちらこそ、いい曲を紹介していただきありがとうございます。
今回のようにだめもとでも紹介された曲を実際に聴いてみることが大事だと思いました。
いろんな刺激を受けることで、聴ける曲が広がるのを感じます。